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人生90年時代の住宅事情Ⅳー昭和とはどのような時代だったのかⅣ
昭和の社会風俗を代表する言葉の一つとして「シーマ現象」があげられる。バブル期の消費者の旺盛な購買意欲を象徴する言葉である。経済が異常に成長し、多くの人々が湯水のようにお金を使った時代。昭和63年(1988年)実質的には昭和最後の年、シーマは個人が自ら所有し運転する3ナンバー専用車として売り出された。他にも、昭和の社会風俗を現す…2022/12/15New! -
人生90年時代の住宅事情Ⅳー昭和とはどのような時代だったのかⅢ
戦後の昭和を代表する大きな社会現象の特徴の一つが専業主婦の存在ではないかと思います。農林水産業等を中心とする一次産業主体の社会構造から、二次産業の拡大による都市化。工業地帯へ地方の一次産業主体のエリアから多くの人々が賃金労働者として吸収され、都市化していった時代。男性が外で働き女性が家で家事をして家を守るという社会構…2022/12/12New! -
人生90年時代の住宅事情Ⅳー昭和とはどのような時代だったのかⅡ
当社の事務所の所在する、熊本市東区若葉は昭和18年に区画整理が行われたところです。戦時中に、現在の熊本市東区健軍地区に三菱の飛行機製作所が新規で開設されその工場の工員社宅建設の為に区画整理されたエリアです。現在の健軍商店街を中心とする健軍エリアは社員や青年学校の寮生のための宿泊施設等のエリアとしてスタートしています。現…2022/12/08New! -
人生90年時代の住宅事情Ⅳー昭和とはどのような時代だったのか
昭和30年生まれの私にとっては、明治・大正というのはとてもとても古い歴史の中の世界でした。そして、戦時中や戦後という時代の世俗や風俗についても遠い遠い世界のように感じていました。令和4年という現在。今から振り返れば、昭和という時代は平成の30年そして令和になって4年、私が子どもの頃に感じていた大正や明治に近いものものがある…2022/12/07New! -
人生90年時代の住宅事情Ⅲ
令和の現代は、長寿高齢化の時代と言われるが見方を変えれば「少産・長寿化」の社会でもある。少なく生まれた人々が長く生きる時代。社会における構成員の意識に大きな変化が起きているじだいでもある。1960~70年代の「人生70歳型」の時代から「人生80~90歳型」となってきた現在。一人一人の意識も大きく変わってきているのではなかろうか?子…2022/11/29New! -
人生90年時代の住宅事情Ⅱ
50年程前のTVの映像で大変印象に残っているものがあります。昼下がりの木漏れ日の中、公園のベンチに座り温かい陽射しを楽しむ一人の老婆。近所のアパートからでも公園へ日向ぼっこを楽しみに来ている様子。その映像を見た時、私はそのおばあさんは身寄りのない一人暮らしで寂しさを紛らわす為に公園で時を過ごしているのだろうとおもいました…2022/11/28New!