(有)阿蘇エンタープライズ
2022年11月25日
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人生90年時代の住宅事情
令和の現在は、昭和の時代の家族構成と比べると、家族の構成形態が大きく変化してきていると思われます。
私が不動産を開業した平成の初頭の頃でも、現在のような家族構成は想定していなかったように思います。現在の、老年世帯の住宅・壮年世帯の住宅そして青年世帯の住宅。戦前・戦中・戦後の一時代までは一軒の住宅で同居していた様な家族が、それぞれ世代別に自分たちの世帯を持ちそれぞれ自分達の住宅を必要とする時代となってきたようです。
住宅を検討する場合には長期視点を持ち、社会風俗の変化等も推測しながら検討していくことが大切なようです。世帯内の構成形態や構成人数が変化していくことによって必要とされる住宅が変わってくるのは当然であります。
住宅の間取りや形態は、賃貸住宅はもちろんのこと自宅等であっても将来的な資産価値等に大きく影響を及ぼしてくると推察されます。昭和や平成のマックスの家族構成をベースとして設計・建築された住宅等で、現在はその家の一部しか使用されていない建物はたくさんあるようです。
住宅の検討には、社会風俗は常に変化していくものだとの前提に立ち色々な要素を考慮して、長期視野を持ち検討していくことの大切さを実感しています。
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